2025秋のおもてなし料理コース
チェレスティーナでは、おもてなし料理コースをご用意致しましたので謹んでご案内させていただきます。
なお、仕込みの関係もありますので、2日前までの予約制とさせていただきます。皆様のご来店をお待ちしています。
~期 間~
2025年11月9日(日)~11月29日(土)
2日前までの要予約
お一人様 7,500円 税含む

【 冷前菜 】 魚介の6種前菜盛り合わせ
・海の幸のサラダ
・ハマチの燻製
・カツオのゴマ風味のタタキと焼きナス
・穴子のフライ バルサミコマリネ
・帆立貝柱のケッカソース
・スモークサーモンとブロッコリー
【 温前菜 】 山芋のチーズグラタン
細かく擦り下ろした山芋を手鍋に入れ、少量のバターとパルミジャーノチーズを加えて弱火で濃度をつけたものと、角切りにしてソテーした山芋をココットの中に入れ、シュレッドチーズとパルミジャーノチーズをふりかけて、170℃のオーブンで8分間焼き上げました。
【 パスタ 】ストロッツァプレーティのおばあちゃん風
ストロッツァ=絞め殺す、プレーティ=神父、というちょっとおぞましい意味があります。地域によって少し変わった名前で呼ぶことはイタリアではよくある話です。
一説には神父さんも慌てて食べて喉を詰まらすぐらい美味しいとか、パスタを作るときに両手で丸めるのが首を絞めているようだとか、教会の悪口は大っぴらに言えないので、神父さんが喉に詰まらせたら、などの気持ちを皮肉ったとか・・・説はいろいろと・・・
パスタの配合も昔々まだ卵が貴重だった時代には、水と塩とオリーブオイルと小麦粉で作られていましたが、今回は卵を入れて強力粉とセモリナ粉が半々の配合で作りました。きし麺状の幅6~8cmのパスタを、手のひらを使ってねじって形作ります。
ソースの材料は、オリーブオイル、ニンニク、自家製ベーコン、なすび、トマトソース、パルミジャーノチーズといった、どこの家庭にもある食材。
家族が会社や学校に行っている間に、おばあちゃんがふっくらした手で昼食を作ってくれる、北イタリア、エミリアロマーニャ州の家庭料理です。玉ねぎのフライとアーモンドスライスをのせて仕上げます。
【 肉料理 】オッソブーコ ミラノ風
OSSO骨、BUCO穴、という意味の仔牛のスネ肉を使ったロンバルディア地方のクラシックな冬の定番の煮込み料理。
輪切りにしたスネ肉に塩コショウし、粉をつけて全面カリッと焼きます。大きな平鍋にソフリット(玉ねぎ・ニンジン・セロリ)とニンニクのみじん切りをオリーブオイルでゆっくり炒め、ソテーしたスネ肉、多めの赤ワイン、トマトホールを加え、水で水分量を調節しながらゆっくりと3時間煮込んで仕上げます。
付け合わせにサフランを使って黄色に仕上げたリゾットを添えるのがお決まりとなっています。黄色いサフランの色は、金貨のように輝いているので食べるとお金持ちになるそうです。参考までに・・・
【 デザート 】和栗のモンブラン
フレッシュの和栗をボイルしてくりぬいて裏ごし、ラム酒とバターと生クリームを加えて、自家製のモンブランクリームを作ります。クッキー生地を台に生クリームを絞り、その上にモンブランクリームをたっぷりと絞り、粉糖をかけて仕上げます。
イタリアでは、モンテビアンコ(白い山)と呼びます。


